初めに30分かけて行う整体(基本整体)
このページでは・初回のコース・60分コースで行う基本整体の紹介を写真を用いて詳しく行います。
基本整体は、身体の土台を整える整体です。
基本整体では・身体の奥に真っすぐに圧が入る事。・安定して圧す事。を意識して行っていています。
この施術を行った後、それぞれの症状に合わせた整体をおこないます。
基本整体写真一巡
うつ伏せ・仰向けの順に施術を進めます。各写真にコメントに臓器の名前が記載されていますが、漢方でその部分に関係が深いスジを圧していると考えています。
うつ伏せでの整体
基本整体での圧し方には何点かのルールがあります。それは、
・ゆっくり圧を乗せて
・圧の方向を定め
・ジーと止まり
・ゆっくり圧をゆるめる
事を繰り返します。それが、体表からツボにはまる施術を行う方法と考える為です。
欧米では、ゆっくり動き止まるこの技術から、禅を組んでいるとの連想をを持つらしく、禅指圧と呼ばれています。
背骨を指で挟むようにして、身体の体重を乗せて圧します。背中の固さをチェック。
手首の付け根の手根で、背骨のキワに圧を入れて圧しています。
足の裏のスジを膝で圧します。・コツは膝に身体の体重を乗せゆっくり深く圧す事。・膝以外両手を使い沢山の施術のポイントを作る事。(経絡・膀胱系)
足の裏のスジを膝で圧します。膝で相手の足のスジをとらえて圧している感覚をもって圧す事が、気の入った指圧になります。(経絡・腎系)
足にストレッチを更に効かせて、足の内側のスジを圧します。ガニ股の方は苦手な動きです。ストレッチ効果もあります。(経絡・心系)
足のストレッチをもっと効かせて、更に内側のスジを圧します。(経絡・肝系)
足の外側のスジを圧します。足が内股の方が苦手な動きで股関節が固いとお尻が浮きます。ストレッチで股関節を広げる動きも行っています。(経絡・大腸系)
膝を外側に開き、足の外側のスジを圧します。(経絡・胆系)
胆系と同じ形で少し下のスジを圧します。(経絡・三焦系)※三焦は臓器にないですが、経絡整体ではリンパ・細かい血管にあたるとして、強い肩こり・首のコリに関係が深いと考えています。
足の長さをチェックします。うちくるぶしの位置でチェックしています。骨盤の歪みをチェック。
骨盤の高さをチェックします。骨盤の歪みをチェック。
股関節の調整の動きです。
骨盤を捻ります。
角度を変えて、骨盤を捻ります。
仙腸関節の調整の動きです。患者さんの足を横に出して、仙腸関節を圧すのがコツです。
二の腕を圧します。肩こり・首のコリ・頭痛に持ちの方は固くなっている場合が多いです。
仰向けでの整体
仰向けでの施術のポイントは、お腹の指圧です。仰向けの間は、初めから終わりまでお腹の指圧を行い続けます。
お腹をゆるめる事は、日本で昔から用いられている伝統的な施術方法です。
その他、手と足を使い同時に複数の箇所を圧す事も特徴です。沢山の面積を同時に圧すと2つの長所があります。
①ほぐれやすい。
②圧される痛みを感じにくい。その為、強めに圧せる。
お腹を12経絡に分けて圧していきます。ストレスの多い生活・寝不足・腰痛等、諸々の理由でお腹は固くなります。
固いお腹の方は圧されると違和感が強く感じます。圧されて柔らかい・圧される事が心地よいと感じるお腹を目指します。
足の全面を膝で圧します。足の全面のスジは運動不足の方・女性の方は固くなっちる方が多い部分です。冷え性・胃の症状に関係する部分と漢方では考えます。(経絡・胃系)
足と同時に下っ腹を圧します。下っ腹は自律神経・強い腰痛に関係が深く、仰向けのでの足の操作の間は圧し続けます。
足の全面より少し外側のスジを圧します。(経絡・三焦)
足をくの字に曲げて膝近のスジを圧します。股関節のストレッチになります。内股の方は苦手な動きになります。女性の方は、この膝近くが固く冷え性などに効果的な場所です。(経絡・脾系)
足の角度を変えて圧します。(経絡・小腸系)
足をさらに曲げて内転筋を圧します。身体の疲れ・疲れからの腰痛のポイントになります。(経絡・心包系)
同じ形で圧す角度を変えて施術します。(経絡・肝系)
もう一度お腹を圧します。初めにお腹を圧した時より、柔らかい・圧された違和感が少ないチャックします。
お腹の状態が変わっている場合は、整体の効果が特に期待出来ます。
これで基本整体は終了です。その後、各種症状にたいする施術に入っていきます。
部分整体の紹介
基本整体の施術後に症状別の部分整体を行います。
肩こりが気になる方
腰痛が気になる方
身体の歪みが気になる方