新潟市西区で体の歪みの矯正を考えている方へ
朝起きて鏡の前に立つと肩の高さが大きく違って驚いた。などと言って整体院においでになる方がいます。
そんな方は、不安と見た目の不満をもって整体を受けに来る場合が多いですが、
この段階で気付き行動をとる人は、ほんの一握りでとれも優れた感覚を持っている方です。
実は整体はこの段階での施術に一番適した技術です。
ぜん整体院では全身のコリ解消(経絡指圧)・矯正・動きで歪みを解消させる(操体法)・自宅での運動の指導をおこないます。
身体の歪みに対する整体は、整体院での複数回の施術・整体院での歪みを解消させる運動の実践が必要です。お出でになる方は最低5回は来店するつもりでお越し下さい。
このページでは、体の歪みの矯正の大切さ・ぜん整体院での具体的な技術の説明をします。
体の歪みの矯正の大切さ
体の歪みを身体からの大切なメッセージととらえる方は少ないのではないでしょうか?
欧米発祥のカイロでは、
体調不良や病気の原因は体の歪みからくるものが多く、特に身体のゆがみは脊柱に集中この脊柱の歪みがいろいろな病気の原因になると考えています。
日本で生まれた操体法では、
人間が病気になる時はまず最初に体が歪みその後、腰が痛い・身体が重い・なんとなく変と自覚症状が現れその後病名のつく病になる
と考え、
病気になる順序を、
①歪みが発生(形態・運動的に)②感覚異常(不定愁訴)③品質破壊(病名がつく)
病気がなおる順序を
①歪みを正す②感覚の正常化③品質破壊の回復
と説いています。
この体の歪み段階で対処する事が長く健康な状態を維持する法則の要と考えています。
※現代の病気に対する直接の対策で病気を克服すると言った考えとは違います。
新潟市ぜん整体院の体の歪みに対する矯正する施術
体の歪みを解消させる整体として3つの技術を紹介します。
1、経絡指圧で全身のコリを解消させて体の歪みにアプローチ
まず全身をストレッチを加えながら圧す技術を行います。体の歪みを解消させる事は、ボキボキ矯正を行う事がメインになると考える人が多いと思いますが、圧す技術でコリを解消させる事は、同じ効果を狙っている部分があります。
カイロなどで背骨をボキボキ矯正し体を正しい形にすると、周りの筋肉が緩みます。
経絡指圧で身体の主要部分のコリが解消(筋肉が緩む)と体が正しい形になります。
上の写真は太ももをストレッチを加えながら圧している所です。体の中でも大きな筋肉をシッカリ緩める事は、全身をほぐす為に有効です。
背骨と脊柱起立筋の間に肘による指圧を行っている写真です。背中を緩める効果があるのと同時に、背骨を正す効果を狙っています。
骨盤の矯正をしている所です。ゆっくりとシッカリ伸ばします。
2、矯正・ストレッチを行って体の歪みにアプローチ
全身の圧す技術である程度、身体の調整が済んだ段階で行う技術です。
全身の圧す技術に比べて身体に対して強い事を行いますので、一人一人出来る事・出来ない事があります。
様子を見ながら技術を選択して行います。
上の写真は背中をゆるめる矯正です。整体師が患者さんの背中の下から上へ膝押しつけながら上に滑らせながら矯正を行います。背中のハリが強く圧す整体で体内分を補う技術です。(出来ない方もいます。)
上の2枚の写真は、カイロで行う腰椎と胸椎に対するの矯正の技術です。
しかし、ぜん整体院ではこの形を行うのみで、この状態から腰を強く捻ったり・勢いをつけて伸ばしたりはしません。
それは、全身のコリを解消させる圧す整体を行うと、身体はある程度歪みが調整され、体自身が歪んだ状態から元の正しい状態にある程度戻っている・もしくは戻ろうとしている段階であると考えているからです。
その状態の身体は、矯正の形を行うのみで身体が矯正される場合が多いです。もし矯正されない場合は、まだ体自身が戻ろうとしていないと考え、不自然に強い技術は行いません。
背中を支点に身体をそらせて、背中をゆるめる技術です。ここでは強いバージョンを掲載しましたが。太ももを支点にした弱いバージョンもあります。
背中を伸ばしながら矯正する整体です。よく使う技術です。腰痛・背中の歪み・漢方の考えでは胃の働きを促す動きとも考えます。左右同じ形をとり、痛み・違和感・固さをみながら左右差を無くすように行います。柔らかい・痛くない方から背中を伸ばした状態で振り子の様に動かします。
3、操体法で歪みにアプローチ
身体の気持ちい動き・不快な動きを確認しながら身体の歪みを解消させる技術です。
普段自分の身体の力の入り方を確認する方は少ないと思います。意外な動きで痛み・違和感・力が入らないなどを確認できて、驚く場合があります。
整体院の役割が、心地よく圧して欲しいと考えている方にはあまり好まれない技術ですが、身体の歪みを正す為には大変重宝する整体です。身体の歪みが気になる方に対しては一回の施術の中に2・3コ取り入れます。
操体法は、力の入る動きを見つけ、患者さんのに力を入れてもらい(6割ていど)それと拮抗させる力で術者がその動きを抑える状態をキープしお互い一気に脱力して身体の歪みに対処する技術です。
上の写真は骨盤の狂いを調整している写真です。お客さんが足を横に出した状態で踵を下に向かってい圧します。それを拮抗した力で術者が押し返しています。
腰の骨が曲がっている場合によく使う技術です。
左右に膝を倒して感覚をみます。どちらかが痛いか・どっちが力が入るかを確認します。力の入る方を確認したら、そちらに膝を倒します。力は全力でなく6割位の力をキープします。お尻を上げると力が入りやすい場合はお尻を上げて行います。
背中全体の歪みに対する技術です。
左右の足を足の付け根から踵を地面に圧しつける様に力を入れます。力を入れる足のお尻を浮かせて行うと全身の歪みの調整を行う動きになります。
自宅で行う体操について
自宅で出来る簡単な身体の歪みを調整する運動・ストレッチを指導します。
ここでは立った状態で行えるものを掲載しましたが、整体院では必要と考える動きを施術の後に少しずつ説明します。
身体を左右に捻って固さ・違和感を確認します。ゆっくりと捻ると必ず左右で感覚は違います。
捻りやすい方を見つけたら、その動きを15回行います。
ポイントは体重を乗せる足です。捻る方向の足に体重を乗せて捻ります。
次に捻りにくい方を数回捻り、初めの感覚と変わったかチェックします。
身体の側面を伸ばすストレッチです。横に倒す固さ・違和感をチェックします。行いやすい方から始めます。
ポイントは体重をのせる足で、側面を伸ばす方の足に体重を乗せます。
身体の歪みには2種類ある?
身体の歪みをなんとかしてほしいとの依頼で整体を行う事がよくあります。
その為に整体に来て下さった方ですので、その為の療法を1時間かけて行います。
終わった後に、もっと何とか戻らないかと感じる方も実際います。そんな時、心の中ではもっと強く・強引に矯正を行なう事を考える場合が実際あります。その事が患者さんの満足に貢献できると言う誘惑からです。
しかし、ぜん整体院の技術は身体を自然にゆるめ・自然に矯正を行い・自然に身体が元に戻ろうとする力を補助するものであり、身体の要求を無視して行う事ではないと戒めます。
更に、整体では身体の歪みに対して独特の考えを持っています。
身体にとって悪い歪みで戻したほうが良いものと、身体を守るために必要な歪みがあるものが存在するとの考えです。
身体にとって悪い歪みは、全身の施術で戻るべき時に矯正されますが、身体にとって必要な歪みは戻りませんし、仮に無理に戻そうとするとケガをしたり、戻した事で身体に不調が出る場合もあります。