新潟市西区で体の歪みの矯正を考えている方へ
「鏡の前に立つと肩の高さが大きく違っていて」。と言って整体院にくる方がよくいます。
この肩の高さの違い(他の部分の歪んでいる場合が多い)が、不調の原因・将来の不調の種と整体やカイロではとらえます。
欧米発祥のカイロは
体調不良や病気の原因は体の歪みからくるものが多く、特に身体のゆがみは脊柱に集中この脊柱の歪みがいろいろな病気の原因になると考えています。
日本で生まれた操体法は
人間が病気になる時はまず最初に体が歪みその後、腰が痛い・身体が重い・なんとなく変と自覚症状が現れその後病名のつく病になる
と考え、
病気になる順序を、
①歪みが発生(形態・運動的に)②感覚異常(不定愁訴)③品質破壊(病名がつく)
病気がなおる順序を
①歪みを正す②感覚の正常化③品質破壊の回復
との考えから施術を行い、
この体の歪み段階で対処する事が長く健康な状態を維持する法則の要と説いています。
ぜん整体院では
経絡整体に加え、上で説明したカイロや操体法などを使って、
初回の整体より、身体の歪みにアプローチする施術を行います。
体の歪みに対する矯正に対する整体
体の歪みを解消させる整体として3つの技術を紹介します。
1、経絡整体で全身のコリを解消させて体の歪みにアプローチ
ぜん整体院では施術の序盤は、全身にストレッチを加えながら圧す整体を行います。体の歪みを解消させるにはボキボキ矯正をすると思いがちですが、圧す整体でコリを解消させる事は、矯正と同様歪みを解消させる事を狙って行っています。
※ボキボキ矯正して身体の状態が矯正されると身体がほぐれるのと同様に、身体がほぐれると身体がそれに適した状態になると考える(矯正される)。
太ももを伸ばしながら圧す施術
ぜん整体院では、大きな筋肉のコリを解消させる事は、身体の歪みに関係していると考えて最初に行います。
上の写真は太ももをストレッチを加えながら圧している所です。体の中でも大きな筋肉をシッカリ緩める事は、全身をほぐす為に有効です。
歪みに対するストレッチを加えながら太ももを圧す動画
肘を使って背中を圧す施術
背中のハリは解消されないと歪みにつながる場合があります。
背骨と脊柱起立筋の間を肘を使って指圧を行っている写真です。背中を緩める効果があるのと同時に、背骨を正す効果を狙っています。
歪みに対する背中の肘圧の動画
2、矯正で体の歪みにアプローチ
全身の圧す技術である程度、身体の調整が済んだ段階で行う技術です。
全身の圧す技術に比べて身体に対して負担が大きい施術なので、人によって・出来る・出来ないがありますので、様子を見ながら技術を選択して行います。
骨盤を矯正する施術
骨盤は身体の歪みを調整する場合、最も大切な調整部分です。
初回の整体より3つの方法で骨盤の歪みに対する施術を行います。
骨盤の矯正をしている所です。ゆっくりと伸ばします。
歪みに対する骨盤矯正動画
背中をゆるめる矯正の施術
体をゆるめる事は歪みにも関係します。背中のハリを解消する為には・圧す施術・伸ばす施術などをメインに行いますが、この様な矯正の施術も必要な場合は行います。
上の写真は背中をゆるめる矯正です。背中の下から上へ膝押しつけながら上に滑らせながら矯正を行います。背中のハリが強く方に施術の最後に行います。(出来ない方もいます。)
歪みに対する背中をゆるめる矯正動画
腰の歪みに対する施術
腰椎か偏移している時に行う矯正です。腰痛の方に対しては、いろいろ試してから行う施術ですが、腰痛がなくて歪みが気になる方には積極的に行っていきます。
足の角度を調整して腰の特定の部分に圧が掛かる様に工夫します。
歪みに対する腰を調整する動画
背中の歪みに対する施術
カイロなどで行う胸椎を捻る事で調整施術です。ぜん整体院ではシッカリ身体を圧した後に、勢いをつけないで行います。
背中全体に圧がかかる様に工夫して行います。強めの技術の為、様子を見ながら施術の後半に行います。
歪みに対する背中を調整する動画
背中を反る動き(弱いバージョン)
背中の固い所や歪んでいる所を支点に体をそらせます。
歪みに対する背中を反る動画
一つ下で強いバージョンを紹介していますが、初回はこのやり方で行います。
背中を反る動き(強いバージョン)
疲れは背中に現れる場合が多く、そんな時は背中が一枚の板の様に張ってしまう場合があります。
写真を見ると荒療治の様に見えますが、背中をゆるめるにはとても重宝する技術です。(腰痛の方には行いません。)
背中の真ん中に支点を置いて身体を反り背中をゆるめる技術です。
歪みに対する背中を反る動画
背中の歪みと固さを調整するストレッチ
背中を伸ばしながら矯正する整体です。
腰痛・背中の歪み・漢方の考えでは胃の働きを促す動きとも考えます。左右同じ形をとり、痛み・違和感・固さをみながら左右差を無くすように行います。柔らかい・痛くない方から背中を伸ばした状態で振り子の様に動かします。
歪みに対する背中のストレッチ動画
3、操体法で歪みにアプローチ
操体法は・心地よい動き・不快な動きを確認しながら身体の歪みを解消させる技術です。
さまざまな左右の動きの確認で・痛み・違和感・力の入り方のチェックを行います。そして力が入る法に体を誘導する事で身体の歪みに対処します。
※普段の生活で意識して身体の力の入り方の左右差を確認する方は少ないと思います。それを確認し調整する事でセルフ整体を行う事もできます。
身体の歪みが強い方は、一回の施術の中で数種類の動きを行う場合があります。
骨盤の歪みを調整し足の長さを整える動き
上の写真は骨盤の狂いを調整している写真です。お客さんが足を横に出した状態で踵を下に向かって圧してもらいます。それに拮抗した力で押し返しています。
腰椎を中心に背中の歪みを調整する動き
腰の骨が曲がっている場合によく使う技術です。
左右に膝を倒して感覚をみます。・痛み・力の左右差を確認します。力の入る方を確認したら、そちらに膝を倒します。力は全力でなく6割位の力をキープします。お尻を上げると力が入りやすい場合はお尻を上げて行います。
お尻と太ももをほぐす動き
左右の足を、足の付け根から踵を地面に圧しつける様に力を入れて左右差を確認します。力が強く入る足で調整を行います。お尻を浮かせて行うと全身の歪みの調整を行う動きになります。
自宅で行う体操について
自宅で出来る簡単な身体の歪みを調整する運動を指導します。
ここでは立った状態で行えるモノを掲載しましたが、整体院ではより適切な動きを見つけて指導します。
身体を左右に捻って固さ・違和感を確認します。ゆっくりと捻ると必ず左右で感覚は違います。
捻りやすい方を見つけたら、その動きを15回行います。
ポイントは体重を乗せる足です。捻る方向の足に体重を乗せて捻ります。
次に捻りにくい方を数回捻り、初めの感覚と変わったかチェックします。
身体の側面を伸ばすストレッチです。横に倒す固さ・違和感をチェックします。行いやすい方から始めます。
ポイントは体重をのせる足で、側面を伸ばす方の足に体重を乗せます。
身体の歪みには2種類ある?
「身体の歪みをなんとかしてほしい」との依頼で整体を行う事がよくあります。
歪みを確認して、1時間かけて歪みを調整する施術を行います。
施術が終わった後に、もう一度歪みを確認し
あまり変化が見られない場合があります。
そんな時は、もっと強く矯正を行なう事を考える場合があります。
しかし、整体は身体のコリを解消させて・身体が自然に戻ろうとしている力をサポートする為の矯正を行い
その結果として、身体の歪みが自然と解消するもので、身体の要求を無視して行う事ではないと戒めます。
身体は歪みでバランスをとっている場合がある
更に、整体では身体の歪みに対して独特の考えを持っています。
身体にとって悪い歪みで戻したほうが良いものと、身体を守るために必要な歪みがあるものが存在するとの考えです。
身体にとって悪い歪みは、全身の施術で戻るべき時に矯正されますが、身体にとって必要な歪みは戻りませんし、仮に無理に戻そうとするとケガをしたり、戻した事で身体に不調が出る場合もあります。